12月3日、デジタル一眼レフカメラ「D5」「D850」「D500」の最新ファームウェアが公開されました。
D5 C:Ver.1.40
更新内容
• CFexpress カード(Type B)に対応しました。
※ 詳細は、ニコンの各地域・国のサポートページを参照してください。
• ワイヤレストランスミッター WT-6 および WT-5 を装着してネットワークに無線接続する場合に、接続する SSID の周波数帯(2.4GHz または 5GHz)が選べるようになりました。
また、接続ウィザード内にある接続する無線接続先の選択画面および接続完了後の[ネットワーク]画面にて、SSID の周波数帯が確認できるようになりました。
• 静止画ライブビューで撮影するときに、以下の条件をすべて満たす場合に正常にレリーズができずエラーが発生する現象を修正しました。
- E タイプレンズと SB-5000 等のスピードライトを装着する。
- FP 発光でシャッタースピードを 1/500 秒以上の高速になるように設定する。
- レリーズモードを[1 コマ撮影]に設定する。または self_time (セルフタイマー撮影)でc3[セルフタイマー]の撮影コマ数を 1 コマに設定する。
※ 本カメラの NVM Express 制御部分に含まれるオープンソースソフトウェアに適用されるライセンスは、「BSD License(NVM Express Driver)」をご参照ください。
D850 C:Ver.1.20
更新内容
• CFexpress カード(Type B)に対応しました。
※ 詳細は、ニコンの各地域・国のサポートページを参照してください。
• カスタムメニューの b6[中央部重点測光範囲]の初期値をφ8mm からφ12mm に変更しました。
• 以下の現象を修正致しました。
- 非 CPU レンズを装着し、[セットアップメニュー]の[レンズ情報手動設定]にて焦点距離と開放絞り値を登録して、[静止画撮影メニュー]の[サイレント撮影(静止画Lv)]にて[する(モード 2)]を選択した場合、レンズの絞り環を開放絞り値に合わせても、レンズの種類によっては画像モニター上の F 値表示および撮影した Exif 情報の F 値が正しく表示されない。
- 動画ライブビュー時に外部レコーダーへ HDMI 出力した際、カメラの画像モニターの音声レベルインジケーターと外部レコーダーの音声レベルインジケーターの R と L の表示が逆の動きとなっている。
- サイレント撮影時に、以下の条件をすべて満たす時に、画面の一部が暗くなる場合がある。
▹ [静止画撮影メニュー]>[サイレント撮影(静止画 Lv)]>[する(モード 1)]
▹ レリーズモード:低速連続撮影(CL)
▹ [カスタムメニュー]> d1[低速連続撮影速度]>[2 コマ / 秒]
- VR レンズ装着時に、以下の条件をすべて満たす時にカメラが作動しない。
▹ 静止画ライブビュー撮影
▹ シャッタースピード:1.3 秒以上
▹ [静止画撮影メニュー]>[長秒時ノイズ低減]>[する]
▹ [静止画撮影メニュー]>[HDR(ハイダイナミックレンジ)]>[HDR モード]>[する(連続)]もしくは[する(1 回)]
▹ レンズの VR(手ブレ補正)スイッチ:ON
D500 C:Ver.1.30
ファームウェアをバージョンアップする前のファームウェアが C:Ver.1.00~1.12までの場合:同じファームウェアで2回目のバージョンアップを続けて行うとファームウェアバージョンが更新されます。
更新内容
• CFexpress カード(Type B)に対応しました。
※ 詳細は、ニコンの各地域・国のサポートページを参照してください。
• 以下の現象を修正しました。
- フラッシュ撮影時、[カスタムメニュー]> e3[フラッシュ使用時の露出補正]で、[全体を補正]と[背景のみ補正]のどちらに設定しても[全体を補正]と同じ撮影結果になる。
ダウンロードページへのリンク
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