カメラの交換用レンズは必要?最初に揃えたいおすすめレンズ紹介

2021.03.20

ミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラといった、レンズ交換が可能なカメラを初めて購入した方なら「交換用レンズはどんなものにしようかな?」と迷われるのではないでしょうか。

今回は交換レンズの必要性と、最初に選ぶべきおすすめのレンズを紹介します。

交換用レンズはすぐに必要?

レンズ交換のできるカメラを購入すると、「せっかく交換できるのだから」とすぐに交換用レンズが欲しくなる気持ちはわかります。
しかし、本当にすぐ購入した方がいいのでしょうか?
まずは購入時に付いてきた付属のレンズでやるべきことと、交換用レンズを検討すべきタイミングを考えてみましょう。

付属のレンズを使いこなせるようになろう

基本的に購入時に付属しているレンズは、オーソドックスで使いやすいものがセットされています。
例えば、キヤノンのエントリークラスのミラーレス一眼や一眼レフには、焦点距離が18mm~55mmのズームレンズが付属しています。
他社のカメラでも、おおよそこうした焦点距離のズームレンズが付属していますが、このレンズの特徴が簡単に言えば「普段使いしやすいレンズ」です。
綺麗な料理を近づいて撮ることも可能ですし、広い公園で遊ぶお子様を撮影する際にも問題なく使えます。
まずは、このレンズでカメラに慣れながら、自分が撮りたいものが撮れているかを検証してみましょう。

付属レンズで撮れない写真が出てきた時に検討する

付属のレンズを使っていると
・もう少し寄って撮りたいのにピントが合わない
・もっと遠くのものが撮りたいけど、そこまで望遠で撮れない
・撮影していると、暗く写ることがあるので明るく撮りたい
と感じる時があるかと思います。
そうした場面が出てきたときに、交換用レンズの購入を検討しましょう。

交換用レンズの種類

ここでは、交換用レンズの種類を大まかに3種類紹介していきます。

細かいものを鮮明に写す「マクロレンズ」

マクロレンズは通常のレンズに比べて、寄りでの撮影が可能になるため、細かいもののディテールをより鮮明に撮影することができます。
・小さな花や虫をしっかり撮影したい
・お菓子や料理をより細かい部分まで写したい
・プラモデルや模型を使って、迫力のある写真が撮りたい
といった方におすすめです。

遠くのものをしっかりと撮影できる「望遠レンズ」

望遠レンズは、遠くの被写体にズームして、寄りで撮影するためのレンズです。
・運動会やイベントで遠くにいる被写体を撮りたい
・建造物や大きな乗り物を遠くから捉えたい
・近づくことの難しい生き物を撮影したい
といった目的がある方は、望遠レンズを使うと遠くからの撮影が可能になります。

遠近感を強調「広角レンズ」

広角レンズは、画角が広いことに加え、近くの物は大きく遠くのものは小さく写り、遠近感を強調できるレンズです。
・風景で広大な写真を撮りたい
・目で見た以上に空間を広く写したい
・被写体だけでなく、周りの情景も取り入れたい
といった方におすすめです。

その他のレンズとして、ここでは2種類を紹介します。

魚眼レンズ

魚眼レンズで撮った東京都庁

広角よりもさらに広い画角で撮影して、肉眼ではみることができない面白い写真が撮れる

単焦点レンズ

背景ボケを活かした写真

ズーム機能がなく、焦点を合わせる際に自分が動く必要があるが、背景をぼかしやすく、明るい写真が撮れるため、人物撮影などのポートレート向き

まとめ

今回は交換用レンズの買い時と、3種類の交換用レンズを簡単に解説してきました。
交換用レンズも安いものではないため、しっかりと自分が必要とするレンズを決めてから、購入を検討してみてください。

自分の求めるレンズに出会えれば、さらに自分の写真の世界が広がり、撮影に幅が出ること間違いありません。

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