画像編集の第一歩!おすすめ現像用アプリ

2021.04.06

カメラで写真を撮るようになった方に、次のステップとして挑戦してもらいたいのが、現像用アプリの使用です。
もちろん、カメラはオートで撮影するだけでも、スマホとは異なる画質でこだわった写真を撮影することができます。
しかし、カメラで撮った写真はただ画質が良いだけでなく、画像編集をしても画質が劣化しないRAWファイルを取り扱えるという特徴があります。
RAWファイルを取り扱うにはそれに対応した現像用アプリが必要になるのですが、今回はそうした現像用アプリを使うメリットや、どんなアプリがあるのかを紹介していきます。

現像用アプリを使うとどんなメリットがあるの?

現像用アプリを利用することで、3つのメリットが生まれます。
これらを理解することで、今よりさらに自分好みの写真に仕上げることができます。

写真をより鮮明に保存できるRAWファイルが扱える

普段撮影した写真は「JPEG」という拡張子の画像ファイルではないでしょうか。
この拡張子は、対応するソフトやアプリが多く、そのままでもスマホで閲覧することができ、画像の容量も少なくて済みます。
しかし、このフォーマットのファイルは、画像編集を行うと劣化が発生するため、画像加工には向いていません。
そこで「RAW」ファイルで写真を撮影してみましょう。
カメラの設定から、保存する画像の種類が選べることが多く、特に難しいことはありません。
これで撮影した画像は、容量が大きくなり、特定のソフトでないと表示できなくなりますが、
・繊細でより綺麗な画像
・編集しても劣化しない
といった利点を持ちます。
そのままでは見ることができませんが、さまざまな編集を現像用アプリで施した後に、JPEGにして保存できるため、編集する可能性のある写真を撮る際には、保存形式をRAWに変更しておきましょう。

撮影後に気になる部分を編集できる

現像用アプリを使うことで、撮影後パソコンの画面を見ながら編集作業ができます。
撮影した現場で、カメラでプレビューを確認した時には問題がなくても、大きな画面で確認すると「あれ?」と思った経験はありませんか?
そんな時に現像用アプリを使うことで、明るさやコントラストといった色調から、映り込んで欲しくないものを消す、といった編集作業が可能です。
画像の劣化が気になる方は、先程の項目で紹介したRAWファイルで保存したものを編集しましょう。

インスタ映えなどSNSで注目される作品が作れる

現像用アプリで編集をすれば、スマホで撮ったものよりもクオリティが高い写真を生み出すことができます。
綺麗さはもちろんこと、うまく編集機能を使えば人とは違った、トリッキーな写真にすることも可能です。

おすすめの現像用アプリ紹介

ここからは実際に現像用としておすすめのアプリを紹介していきます。

カメラメーカー純正のアプリ

まずはカメラを購入した際に付属しているディスクに収録されていることや、説明用の冊子で案内されていることの多い、メーカー純正のアプリを使ってみましょう。
純正アプリは無料で使えるものも多く、初めて使う方向けのチュートリアルがしっかりと用意されている場合もあります。
何より、カメラにあったアプリですので、使いやすく、すぐに慣れることができるでしょう。

安価に使い始めることができる「Lightroom」

Photoshopなどで有名なAdobe社が販売している現像用アプリがLightroomです。
できることが多く、慣れが必要ではありますが、使いこなせればこれ無しでは現像できなくなるほど、カメラ撮影の心強い相棒です。
スマホやタブレット用のアプリもあり、出先で確認したい場合にも利用できます。
サブスクリプション形式での販売なので、導入コストは安上がりですが、使い続けるにはランニングコストがかかる点は注意が必要です。

AIの自動補正が優秀な「Luminar」

LuminarもLightroomと同じく、現像用の機能が充実しています。
こちらの方が優れているのは、AIによる自動補正機能です。
Luminarで取り込んだ画像のシーンにあった加工を、シーン選択をするだけでLuminarが自動で行ってくれます。
これにより、初心者の方でも劇的に美しい画像を現像することができるようになります。
ただし、Luminarには、スマホやタブレット用のアプリはなく、価格も買い切りのため、初期投資が必要です。
長く使う分にはサブスクのLightroomよりトータルコストが下がる場合もあります。

まとめ

カメラを買って撮影するようになったなら、やっぱり綺麗で自分の納得できる写真を保存したいですよね。
また、カメラ側の機能を駆使して、現場で頑張って撮影したのに、帰って確認すると「なんかイマイチだな」と思った時にも現像用アプリは活躍します。
ぜひパソコンをお持ちの方は、RAWで撮影して、現像用アプリを使ってみてください。

少しの調整で、写真の印象は大きく変わります。

写真を撮るだけでなく、帰宅後の楽しみとして現像用アプリでの編集をやってみてはいかがでしょうか。

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