カメラの機能を理解するためにはまず、絞り、シャッター速度、ISO感度の3つを理解することから始めましょう。
今回は、シャッター速度についてとシャッター速度を変えることで写真が劇的によくなる場面について解説していきます。
シャッター速度とは
シャッター速度は文字通りカメラのシャッターが開いている時間のことです。
つまり、カメラが外の情報を切り取る時間のことを指します。
絞りが光を取り込む部分の面積を変えるのに対し、シャッター速度は光を取り込む時間を変えています。
シャッター速度を使う場面
シャッター速度はシャッター優先モード(Tv)やマニュアル露出モード(M)で変えることができます。
以下で、シャッター速度を遅くする場合と速くする場合について解説しておきます。
シャッター速度を遅くする場合
夜景のきれいなところに行って、スマホで記念写真を撮ろうとしたとき、暗すぎて何も映らなかったという経験がある人は多いと思います。
そこで、シャッター速度を1~30秒のあたりで調整する必要があります。
暗いところでの撮影となると、ISO感度が高くなるので、あらかじめ、400~800あたりに設定したうえで撮るといいでしょう。
シャッター速度を遅くすると滝の流れの美しさを表現することができます。
明るいときに撮影することが多いので、あまりISO感度を気にする必要はないですが、白飛びには気をつけましょう。
時と場合によりますが、1秒前後が目安です。
シャッター速度を遅くして撮るときは三脚が必要になってきます。
シャッター速度を速くする場合
子供の成長を記録するためにカメラを買う人は多いと思います。
子供が遊んでいるところを切り取るときにシャッター速度を速くするとよいです。
少し上級者向けにはなってきますが、このように飛んでいる鳥を撮影することができます。
鳥になかなか近づくことはできないので、大きな望遠レンズが必要になってきます。
鳥をメインに撮影している人も多いので、趣味として始めてみるのもいいかもしれません。
シャッター速度を速くするときは光を取り込む時間が短くなるので、暗くならないように気を付ける必要があります。
まとめ
シャッター速度は、被写体の動きをとらえるのに必要な機能です。
ただ、シャッター速度だけ変えても、写真の明るさが変わったりするので、絞りやISO感度についての理解も合わせて必要になってきます。
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