JPEGにとって代わる?次世代の写真画像フォーマット「HEIF」

2020.09.28

「HEIF」の読み方

HEIFは、High Efficiency Image File Format の頭文字からきています。読み方は「ヒーフ」です。

HEIFの特徴

HEIFの直訳「高効率画像規格」の名の通り、従来のJPEGと比較して非常に高圧縮が可能な画像ファイル形式となっており、同等の画質ならJPEGのおよそ半分のファイル容量になります。

HEIFのメリット

JPEG画像と比較して、画質を落とすことなくファイル容量を減らすことができます。結果、ストレージ容量の節約やファイル転送時間の短縮につながります。
また、高圧縮であることを利用して、高画質方向に振った画像を生成することも期待されます。

普及が鍵

HEIFの表示や編集に対応した機器の普及にはまだ時間がかかるようで、現状デバイス間の互換性は充分とは言えない状況です。
ただしiOS11以降またはmacOS High Sierra以降のApple製デバイスがHEIFに対応したことで、普及が加速しそうです。
その他のカメラメーカーもHEIF出力対応のモデルが発売されてきています。
JPEGに置き換わる次世代画像フォーマットは、これまでに様々な規格が策定されてきましたが、未だ完全な世代交替には至っていません。
こういった規格の統一は、様々な企業の思惑が交錯し、なかなか簡単にはいかないようですが、JPEGも相当古い規格になっているので、早く統一される日が来て欲しいですね。

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